4月6日、世界の金融市場が落ち着かない動きを見せた。きっかけは、トランプ政権がイランに突きつけた交渉期限が目前に迫っていること。この期限を巡る不確実性が高まる中、株式市場も原油市場も、まるでシーソーのように揺れ動いているのが現状だ。
トランプ大統領が設定したイランへの最新期限を前に不確実性が高まる中、株式と原油は狭いレンジで乱高下した。停戦の兆しも見られたが、さらなる緊張拡大のリスクがそれを相殺した。
Bloombergの報道を見ても、一時は停戦への期待感が市場をわずかに持ち上げる場面もあったものの、すぐにエスカレーションリスク、つまり事態がさらに悪化する可能性がその楽観的なムードを打ち消した、というから、まさに綱引き状態。市場は、上がるか下がるか方向感を見失っているようだ。
トランプ政権の「イラン期限」が招く市場の動揺
「トランプ イラン期限」――このキーワードは、今や世界の経済を占う上で無視できない存在になっている。トランプ氏がかつて設定したとされるイランへの「最終期限」のようなものが、再び市場の注目を集めている背景には、核開発問題や地域における影響力争いなど、長年の複雑な対立がある。
今回特に引っかかったのが、その期限が近づくにつれて、株式だけでなく「原油価格 乱高下」の度合いが激しくなった点。原油は世界経済の血液とも言われるから、その価格が不安定になるのは、企業活動や個人の生活にもじわじわと影響してくるものだ。停戦への淡い期待と、一触即発の事態への懸念が入り混じり、市場参加者はまさに固唾をのんで次の一手を待っている。
世界経済を揺るがす「ホルムズ海峡」リスク
今回の緊迫した状況を語る上で、どうしても外せないのが「ホルムズ海峡」の存在だ。ニュースソースでも触れられていたけれど、この海峡がどれほど重要か、改めて調べてみて驚いた。世界全体の原油輸送量の約20パーセントが、ここを通っているというから、これはまさに「大動脈」と言えるだろう。
もし何らかの理由でこの「ホルムズ海峡 原油」の輸送が滞ったり、最悪のシナリオとして封鎖されるようなことがあれば、エネルギー価格は制御不能な高騰局面に入る、という試算が出ている。これが現実になったら、私たちの生活は一変するかもしれない。インド政府がGDPへの打撃を警告しているように、この緊張は産油国だけの問題じゃなく、世界中の国々、私たち一人ひとりの暮らしにも直結する、喫緊の課題なんだと改めて認識させられた。
外交と軍事の綱引き、市場の次の一手は?
現在の国際情勢は、まさに外交交渉と軍事圧力が並行して進む、非常にデリケートな局面にある。トランプ政権がイランに求めるものは何か、そしてイラン側がどう応じるのか。その一つ一つの動きが、世界の株式市場や「原油価格 乱高下」の要因になっている。
市場は今、次の一手を固唾をのんで見守っている、と報じられているけれど、それは私たちも同じだ。不安定な国際情勢の中で、どのように情報を見極め、行動するかが重要になってくる。ニュースレーダーJPでは、これからも世界で今起きていることを、なるべく早く、分かりやすくお届けしていきたい。情報の鮮度こそが、不確実な時代を生き抜く鍵だと、今回の取材を通して強く感じた。